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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
賢者パラシャラの返事(続き):
45-46 惑星の季節:金星の季節はバサント、火星と太陽はグリーシャム、月はヴァルシャ、水星はシャラド、木星はヘマント、土星はシシルです。 そして、おおドゥヴィジャ(ブラフミン)、ラーフは8か月、一方、ケートゥは3か月です。
※ここでいう惑星とは天文学における惑星ではありません。恒星である太陽、衛星である月、物質として存在しないラーフ・ケートゥを併せたものがインド式占星術でいうところの惑星であり、通常はグラハと呼ばれています。
用語
- バサント:太陽が魚座と牡羊座を通過する期間
- グリーシャム:太陽が牡牛座と双子座を通過する期間
- ヴァルシャ:太陽が蟹座と獅子座を通過する期間
- シャラド:太陽が乙女座と天秤座を通過する期間
- ヘマント:太陽が蠍座と射手座を通過する期間
- シシル:太陽が山羊座と水瓶座を通過する期間
- ドゥヴィジャ:バラモン(僧侶)のこと
- ブラフミン:僧侶(弟子であるマイトレーヤへの呼びかけ)
解説
ここで出てくる六つの季節分けのことをインド式占星術ではリトゥと呼んでいます。ラーフとケートゥの8か月と3か月の季節については不明です。
参照記事
リトゥについてはこちらの詩句で出ています。
b-3-4.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質33
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回はChapter3 惑星の表意と性質 47となります。
b-4-1.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質47
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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b-3-9.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質45-46
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