a-1-1.インド式占星術

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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インド式占星術は名前そのままインドで生まれた占星術です。文字の無かった時代にも占いはあったかもしれないので本当のところはわかりませんが、現在残っている文献からするとインド式占星術は世界最古の占星術であると考えられています。

インド式占星術の中で使われる材料がいくつかあります。まず星座と名付けられた12の範囲です。それから物質として存在する星という7つの点と、物質としては存在しないものの天空を見る上で欠かせない3つの点です。

最初に星座について説明します。地球から見て太陽が宇宙を1周するように見える期間が1年です。そして太陽が周回しているように見える軌道を黄道といいます。インド式占星術ではその黄道を12等分しました。360度の天空を12等分したので1つの範囲は30度です。それぞれの範囲に呼び名があった方がわかりやすいので名前を付けました。地球からみた全天球には幾多の星の固まりが88あり、それぞれ星座として親しまれてきました。その星座の中で黄道の通過する位置にある12の星座の名前をそのまま12等分した範囲に当てはめて使うことにしました。1年間かけて太陽が黄道を移動し、月や太陽系にある他の惑星も大まかに見てその軌道を行ったり来たりします。そうやって動く星がその時々に座する場所として、12の範囲もやはり星座(星が座する場所)と呼ぶようになりました。これがインド式占星術でいうところの星座です。プラネタリウムで見る星座の名前と同じ名前を使っていますが、一方はただ、固まりのまま天空を回っているだけの星座、インド式占星術で言うところの星座は動く星が座する範囲としての星座というわけです。この星座ですが、ある程度の幅を有しているので帯として捉えるとわかりやすいです。尚、インド式占星術ではこの星座の事を「ラーシ」といいます。

次に太陽系内の星の中で地球から肉眼で見える星として太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7つが使われます。それぞれ、スーリヤ、チャンドラ、マンガル、ブッダ、グル、シャニーと呼びます。星のことをインド式占星術ではグラハと呼びます。

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また、実体としては存在しないものの、天空を捉える意味で重要な点が3つあります。

1つ目は、私たちから見た東の地平の延長線と星座帯との交点、それをラグナと呼びます。

太陽の軌道である黄道と同じで、月にも軌道があり、これを白道といいます。黄道と白道は微妙にずれていますが2か所で交差しています。2か所の交差点は地球から見て真反対にあります。地球儀で言うところの赤道より北側に位置する交差点をラーフ南側に位置する交差点をケートゥと呼びます。普段目に見えないこの2つの点は時々大きなイベントを起こします。2020年6月21日に起きた日食は太陽と月が軌道上で重なって起きたのですが、この時はラーフという点での重なりでした。ゆえに北半球で日食が見えたということになりますね。このラーフとケートゥが2、3つ目の点ということになります。

12星座と実体のある7つの点、実体のない3つの点を元に占われるのがインド式占星術です。インドでは「ジョーティシュ(光の知識)」と呼ばれています。

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次回は星空から人の情報を読み取れる理由のようなことについてお話しします。

a-1-2.星座・星の配置と人

a-1-1.インド式占星術

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