a-2-1.星々の位置

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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インド式占星術では空と星の配置を表す図があり、クンダリ―と呼ばれてることを前回ご説明しました。

インド式占星術では、東の地平線方向、太陽から土星までの目で見ることのできる太陽系内の七つの星、ラーフ・ケートゥ、併せて10個の点が配置図(クンダリ―)に描き表されています。配置図を見てどこに何があるかわかる、そこから鑑定は始まります。それぞれの記号について解説しますので、先ず配置図を読めるようになりましょう。尚、無料でダウンロードできるインド式占星術ソフトのほとんどが英語表記ですので、今回使う配置図も英語表記とさせていただきます。ご了承ください。

では図を見てみましょう。

これはug誕生時の配置図です。北式、南式、どちらも1967年2月2日午後6時0分、日本の中部地方からみた空と星の配置を表しており、全く同じ内容となっております。

数字は度数です。360度の全天に12の星座があるので各星座は30度ずつとなっております。よって星の度数が30度を超えることはありません。小数点以下は分の値です。0~59分までとなります。

各記号の解説です。

  • As(アセンダント)東の地平線方向です。この図では蟹座の28度22分にあります。インド式占星術ではラグナと呼びます。Lugと表示される配置図もあるので、As/Lugどちらでも読めるようになると良いでしょう。
  • Su(サン)太陽です。山羊座の19度26分にあります。インド式占星術ではスーリヤと呼びます。Syと表示される配置図もあるので、Su/Syどちらでも読めるようになると良いでしょう。
  • Mo(ムーン)月です。天秤座の24度43分にあります。インド式占星術ではチャンドラと呼びます。Chと表示される配置図もあるので、Mo/Chどちらでも読めるようになると良いでしょう。
  • Me(マーキュリー)水星です。水瓶座の0度17分にあります。インド式占星術ではブッダと呼びます。Buと表示される配置図もあるので、Me/Buどちらでも読めるようになると良いでしょう。
  • Ve(ヴィーナス)金星です。水瓶座の9度51分にあります。インド式占星術ではシュクラと呼びます。Skと表示される配置図もあるので、Ve/Skどちらでも読めるようになると良いでしょう。
  • Ma(マース)火星です。天秤座の3度44分にあります。インド式占星術ではマンガルと呼びます。いずれの場合もMaと表示されるのでわかりやすいです。
  • Ju(ジュピター)木星です。蟹座の4度20分にあります。地球から見て逆行している(西から東に戻っているように見える)ので最後にRがついています。インド式占星術ではグルと呼びます。Guと表示される配置図もあるので、Ju/Guどちらでも読めるようになると良いでしょう。
  • Sa(サターン)土星です。魚座の3度18分にあります。インド式占星術ではシャニーと呼びます。いずれの場合もSaと表示されるのでわかりやすいです。
  • Ra(ラーフ)です。黄道(地球から見た太陽の軌道)・白道(地球から見た月の軌道)の交点で北半球側に位置するのがラーフです。牡羊座の18度8分にあります。西洋占星術ではドラゴンヘッド、東洋占星術では竜頭などと呼ばれています。インド式占星術ではラーフと呼びます。
  • Ke(ケートゥ)です。黄道(地球から見た太陽の軌道)・白道(地球から見た月の軌道)の交点で南半球側に位置するのがケートゥです。天秤座の18度8分にあります。西洋占星術ではドラゴンテイル、東洋占星術では竜尾などと呼ばれています。インド式占星術ではケートゥと呼びます。

太陽と月は常に地球から見て東に移動していきます。例えば太陽は毎朝東の地平線から現れて西の地平線に沈みます。そして、地球を取り巻く12の星座を牡羊座、牡牛座、双子座の順に凡そ30日に一星座程度の速さで進んで行きます。月は太陽より早く、一年に12回太陽を追い抜いて進みます。

水星、金星、火星、木星、土星も太陽や月と同じく牡羊座、牡牛座、双子座という順番で進みますが、時折地球から見て逆に戻って行く場合があります。そのような時を星の逆行といい、記号の最後にRが付きます。地球から見て太陽に伴われて進んで行く水星、金星はしばしば逆行しますが、1回あたりの逆行期間は短い傾向があります。対して、地球から見て太陽と関係なく移動していく火星、木星、土星の逆行期間は長い傾向があります。逆行については別の機会に解説します。

ラーフとケートゥはほとんどすべての期間を逆行しています。例えば牡羊座にいるとしたら、次に行くのは魚座、そして水瓶座と進んで行きます。この二つの点は逆行しているのが普通なので記号の最後にRがつくことはありません。

さて、なんといってもラーフ・ケートゥを想像するのが難しいと思います。近々、ラーフ・ケートゥがどのようなものなのか、そしてどんな時に人々に認識されるのかについて解説します。

4-2-3.ラーフとケートゥ

次回は、星座の支配星についてお話しします。インド式占星術において支配星抜きに鑑定はできません。必ずお読みくださいますようお願い致します。

a-2-2.星座支配

a-2-1.星々の位置

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a-1-1.インド式占星術

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