a-1-9.配置図(クンダリ―)

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インド式占星術では空と星の配置を表す図があり、クンダリ―と呼ばれています。

図を見てみましょう。北式クンダリ―(回転)、南式クンダリ―(固定)とあります。どちらも1967年2月2日午後6時0分(ugの誕生時間)日本の中部地方からみた空と星の配置を表しています。

北式クンダリ―(回転)とあるのがインド北部地方で主に使われている配置図です。東の地平線方向にある星座が真上になり、そこから左回りに星座が配置される回転方式です。真ん中上の四角形にある「As(アセンダント、インドでは「ラグナ」という)」が東の地平線方向の延長にある空の点です。この図の場合蟹座と書かれている四角形にAsが入っているので東の地平線が蟹座にあったことがわかります。そこから矢印方向に獅子座、乙女座、天秤座と続いていき、全部で12の星座が順番に配置されます。

「As」は常に同じ位置にあり、星座が移動していくので回転方式となるわけです。

南式クンダリ―(固定)とあるのが主に南部地方で使われている配置図です。同じ位置に同じ星座がある固定式です。この方式は上部真ん中左側が常に牡羊座、そこから右回りに牡牛座、双子座と最後の魚座まで配置されています。この図では東の地平線方向の延長にある空の点を表す「As」は右側真ん中上の四角形にあります。蟹座となっているのでこの時の東の地平線は蟹座方向にあったことがわかります。その時々、東の地平線にどの星座があるかで「As」の位置は変わります。

「As」が12の星座を渡り歩き、図中の星座の位置は変わらないので固定方式となるわけです。

インドでは他にも東部西部二つの方式がありますが、めったに見ることがないのでここでは割愛させていただきます。北南二つの配置図(クンダリ―)がありますが、鑑定そのものにはそれほど差はありません。どちらの図を使って学ぶかはご本人の好みで選べば良いと思います。

尚、インド式占星術で使われる室を実際の空に例えると下の図になります。ラグナとしているのが西洋で言うところのアセンダント(As)です。

インド式占星術で鑑定を行う場合、常にクンダリ―が必要となり、これが読めない限り鑑定できるようにはなりません。ゆっくりじっくり憶えて行きましょう。いずれは見た途端に細かい所まで読めるようになります。

次回は配置図に書かれている記号について解説します。

a-2-1.星々の位置

a-1-9.配置図(クンダリ―)

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1-1.インド式占星術

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