a-2-8.室と星、読解初歩

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前回までの内容にもう一つ加味して、クンダリーを読んでみましょう。加える要素は支配星と被支配星座です。以下がこれまでに勉強した星座と支配星、室と在住する星の配置図、室の表意です。憶えていますか?

室の表意と星の有る無しについて言及した前回の文章に、星座と支配星の状況説明も加えてみましょう。

1室 自己

1室は自己を表します。蟹座が入っているので月が支配しています。月は家と乗り物を表す4室在住です。敵を表す6室と希望を表す9室を支配する木星がこの室に在住しています。

どうでしょう。前回までに比べて少し要素が増えた分、やや複雑になりましたね。月を通して、1室と4室が関連付き、木星を通して6室・9室が1室と関連することに気が付くようになれば、インド式占星術の上達は一気に加速するでしょう。それでは2室以降も同様に文章にしてみましょう。

2室 生家族

2室は生家族を表します。獅子座が入っているので太陽が支配しています。太陽は配偶者と相棒を表す7室在住です。星はありません。

太陽を通して2室と7室が関連していることが判れば上出来です。

3室 兄弟

3室は兄弟を表します。乙女座が入っているので水星が支配しています。水星は弱点と寿命を表す8室在住です。星はありません。

4室 家と乗り物

4室は家と乗り物を表します。天秤座が入っているので金星が支配しています。金星は弱点と寿命を表す8室在住です。創造と息子を表す5室と行動を表す10室火星、ケートゥ、自己を表す1室を支配する月が在住しています。

在住している星が多い程、複雑になりますね。

5室 創造と息子

5室は創造と息子を表します。蠍座が入っているので火星が支配しています。火星は家と乗り物を表す4室在住です。星はありません。

6室 敵

6室は敵を表します。射手座が入っているので木星が支配しています。木星は自己を表す1室在住です。星はありません。

7室 妻と相棒

7室は妻と相棒を表します。山羊座が入っているので土星が支配しています。土星は希望を表す9室在住です。生家族を表す2室を支配する太陽がこの室に在住しています。

8室 弱点と寿命

8室は弱点と寿命を表します。水瓶座が入っているので土星が支配しています。土星は希望を表す9室在住です。兄弟を表す3室と廃棄を表す12室を支配する水星、家と乗り物を表す4室と結果を表す11室を支配する金星がこの室に在住しています。

9室 希望

9室は希望を表します。魚座が入っているので木星が支配しています。木星は自己を表す1室在住です。配偶者と相棒を表す7室と弱点と寿命を表す8室を支配する土星がこの室に在住しています。

10室 行動

10室は行動を表します。牡羊座が入っているので火星が支配しています。火星は家と乗り物を表す4室在住です。ラーフがこの室に在住しています。

11室 結果

11室は結果を表します。牡牛座が入っているので金星が支配しています。金星は弱点と寿命を表す8室在住です。星はありません。

12室 廃棄

12室は廃棄を表します。双子座が入っているので水星が支配しています。水星は弱点と寿命を表す8室在住です。星はありません。

以上がクンダリ―(配置図)読解の初歩です。前回に比べて文章の長さが倍になりましたが、かといって難しいというほどのことはありませんね。インド式占星術にはそれぞれの星が表すこと、星座が表すことがあります。ここまでの内容に星と星座が表す要素を加えることができれば、クンダリー(配置図)読解に手が届くはずです。もちろん将来的にはもっと沢山の要素が入ってきますが、先ずはここまで憶えたことを一々表を見直さなくても言葉に置き換えられるようになりましょう。

次回は星にとって居心地の良い場所とそうでない場所についてお話しします。

a-2-9.星の居心地

こことその次の星の視線について説明すると最低限の材料が揃うことになります。その後は読解作業に入れるように星が表す要素に入っていきます。太陽から土星までの可視惑星7つとラーフ・ケートゥという普段は見えない二つの点について解説していきます。少なくとも全9記事にはなると思います。読み応えがありますね。お楽しみに。

a-2-8.室と星、読解初歩

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