a-2-7.室の位置と表意ー下

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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ここまでお話しして、1室から12室に当てはまる意味がおぼろげながらであったとしてもご理解いただけたと思います。

占星術がもし星座のみを材料とするのであれば、どの室にどの星座が入っているかを見るだけで鑑定は終了です。簡単ですね。ところが実際には空には星があり、これまでお話ししたように星座は星によって支配されています。ではどうするか。やはり簡単なのですよ。では私の出生時のクンダリー(配置図)を見ながらやってみましょう。

この配置の内容に、全2回でお話しした室の意味を付け加えてそれぞれの室の状態を言葉に表してみましょう。

1室 自己

蟹座(月が支配)、木星在住。読解できる材料はこれだけです。繋げて文章にしてみましょう。

-1室は自己を表します。蟹座が入っているので月が支配しています。木星が在住しています。-

1室を月が支配していて木星が在住している。重要なのはそこなので、このような表現になります。第一段階はここまでです。とても簡単だと思われたことでしょう。逆にこの把握ができなければ、占星術を習得するのは難しいと思います。では2室以降も同じことをしてみましょう。

2室 生家族

獅子座(太陽が支配)、星はありません。

-2室は生家族を表します。獅子座が入っているので太陽が支配しています。星はありません。-

3室 兄弟

乙女座(水星が支配)、星はありません。

-3室は兄弟を表します。乙女座が入っているので水星が支配しています。星はありません。-

4室 家と乗り物

天秤座(金星が支配)、火星とケートゥと月が在住。

-4室は家と乗り物を表します。天秤座が入っているので金星が支配しています。火星、ケートゥと月が在住しています。-

5室 創造と息子

蠍座(火星が支配)、星はありません。

-5室は創造と息子を表します。蠍座が入っているので火星が支配しています。星はありません。-

6室 敵

射手座(木星が支配)、星はありません。

-6室は敵を表します。射手座が入っているので木星が支配しています。星はありません。-

7室 妻と相棒

山羊座(土星が支配)、太陽が在住。

-7室は妻と相棒を表します。山羊座が入っているので土星が支配しています。太陽が在住しています。-

8室 弱点と寿命

水瓶座(土星が支配)水星、金星が在住。

-8室は弱点と寿命を表します。水瓶座が入っているので土星が支配しています。水星と金星が在住しています。-

9室 希望

魚座(木星が支配)土星が在住。

-9室は希望を表します。魚座が入っているので木星が支配しています。土星が在住しています。-

10室 行動

牡羊座(火星が支配)星はありません。

-10室は行動を表します。牡羊座が入っているので火星が支配しています。ラーフが在住しています。-

11室 結果

牡牛座(金星が支配)、星はありません。

-11室は結果を表します。牡牛座が入っているので金星が支配しています。星はありません。-

12室 廃棄

双子座(水星が支配)星はありません。

-12室は廃棄を表します。双子座が入っているので水星が支配しています。星はありません。-

以上がクンダリ―(配置図)読解の基礎です。簡単ですよね。実際のインド式占星術における配置図の読解はこれだけで済むわけもなく、鑑定に加味しなければならない材料は豊富にあります。ですが、全てこのような単純な読解の積み重ねです。実はたったこれだけの読解ですら、雑誌などで掲載されている星座占いを遥かに超える内容となっています。何故なら雑誌のそれは、生まれた時の太陽の位置、そして、その雑誌の発売時期に月以外のどの星がどの移動星座帯にあるか、それだけの話だからです。テレビの朝番組の星座占いもまたしかりです。

さて、これまでにもう一つだけ「この星座はこうだよ」とお話ししたことがあります。それは「各星座をどの星が支配しているのか」ということです。次回はもう少し歩みを進めて、星による星座支配を含めた内容の読解に入ります。もう一つか二つの要素が増えるだけなので安心してくださいね。

これまでに学んだグナ・パンチャブータ・ドーシャ・カースト・能動と受動についての読解は、それぞれがどの星座や星に当てはまるのかを知ってからでないと読解することはできません。そこに立ち入るには星座で12回分、星で9回分の記事が事前に必要です。そこまで到達できるようにゆっくり進んで行けると良いですね。

え?無理?まあまあ。(^^;

さて、室の位置と表意 上・中でも書いておりますが、このブログでは、日本人によって理解しやすいように表意をアレンジをしております。当ブログではインド式占星術の祖とも言える賢者パラシャラの詩句を英文からの訳で記事としております。より理解が深まるようにそちらの記事もご覧いただいた方が良いでしょう。

c-5-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter13室の判定1-16

次回は星座と支配星の状況を加えて読む練習をします。

a-2-8.室と星、読解初歩

前2回の記事を再度学びたい方は以下のリンクからどうぞ。

1室から6室

a-2-5.室の位置と表意ー上

7室から12室

a-2-6.室の位置と表意ー中

a-2-7.室の位置と表意ー下

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a-1-1.インド式占星術

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