a-2-5.室の位置と表意ー上

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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はじめにクンダリ―(配置図)を見てください。

南式クンダリ―(配置図)は星座が固定されています。東の地平線方向を表すAs(アセンダント、インドではLag=ラグナ)が入る星座が1室なので、Asの移動と共に室の位置も移動します。対して北式クンダリ―(配置図)では、Asは必ず上部真ん中に位置しております。よって室の配置も常にここで挙げた図と同じになります。南と北で一見表示の仕方が違うのでご注意ください。ただし、実際に表される星、星座、室の内容は南も北も一緒です。誤解の無いようにお願いします。

再度、確認します。南式クンダリ―はAsを1室として右回りに2、3室、…12室と進んでまた1室に戻ります。

北式クンダリ―は上部真ん中にあるAsのある室が1室となり、左回りに2室、3室、…12室と進んでまた1室に戻ります。

尚、インド式占星術で使う室を実際の空に当てはめると次の図のようになります。

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室にはそれぞれ意味があります。これは生まれてから死ぬまでの人生を当てはめて考えるとわかりやすいです。表をご覧ください。

 

1室 自己

生まれた時に人は自分自身もそれ以外の周囲のものも、全て一緒と感じています。自他ではなく自だけの存在です。ここが人としての基本となり、その人の身体の状態もこの室を読むことでわかります。これまでもお話ししましたが、1室は自身が生まれた時に東の地平線から上昇してくる星座です。誕生時に地平線上に誕生してくるからこそ、本人自身を表すわけです。

2室 生家族

成長するとそれまで世界全体を自分と感じていた状態から自分と他人を分ける2元状態に入ります。ここでは母親も父親も関係なく、自分と自分以外の二つしか世界には存在しません。この時期、周囲を取り巻く自分以外の存在はほとんどの場合家族です。よって、生家を見る時はこの室となります。

3室 兄弟

赤ちゃんが自分の手をみて笑っているのをみたことがありますよね。自分の意思の延長でありつつも、本人の延長となるものとして物事を捉える時期にはいります。他の中にも個性を感じるようになります。兄弟姉妹を見るのに使う室です。

4室 家と乗り物

自分を囲う空間を認識する時期に入ります。自分が乗せられているゆりかごを認識するようになります。ゆりかごは乗り物であり、所有物でもあります。当然、将来乗る車についても自分を囲う空間ですので、ここで見ることになります。また、母親に抱っこされて移動するようになるので、母親についてもこの室が表します。もちろん空間としての家もこの室を読むことでわかります。この4室は生まれた時に自身の真下、地面の方向に位置する星座となります。家も車も身体の下にあるものです。地面もまたしかり。

5室 創造と息子

ハイハイして、本人の意思で動く頃からこの室となります。積み木を積み上げたり、紙にクレヨンで絵らしきものを描きまくるのもこの時期です。制限なく好きなように好きなことをする少年時代をこの室から読み取ることができます。また、創造物を表すことから将来できる子供もこの室の範疇です。

6室 敵

個として好きなことをする者同士が集まれば、当然ぶつかります。学校という所には必ず敵がいるものなのです。誰もが自分の好きな方向に進もうとすれば、どこかで誰かにぶつかります。お互いに好きなことを邪魔するものとして認識するようになります。社会に出る前にぶつかる壁を表すのがこの室です。

長くなったので続きは次回にします。

a-2-6.室の位置と表意ー中

読解の初めの一歩は次の記事です。

a-2-7.室の位置と表意ー下

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a-2-5.室の位置と表意ー上

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a-1-1.インド式占星術

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