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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
インド式占星術において星は在住する星座のみに影響するのではなく別の室への影響をも、見ることができます。インドではそれをドリシュティ(見る)と呼びます。つまり星は今いる所から別の室にも視線を送ることで、そこに居るのと同じ影響を及ぼしていることになります。学校の先生が対面に座る生徒に目配りするイメージを思い浮かべていただけるとわかりやすいと思います。先生が「〇ページを読みなさい」というと、生徒は先生の真似をして音読するものですね。この影響は在住するのと同じと言われる100%から、部分的な効果となる75%・50%・25%などがありますが、ここでは基礎として100%のドリシュティを表にしてみます。
多くの星は今いる所の真反対の室を見ます。そして、火星・木星・土星はそれ以外の室にも100%のドリシュティがあります。各星についてお話しする時に図時しますのでその時に確実にものにしていきましょう。
100%に満たないマイナー・ドリシュティはこちらをご参照ください。
※ パラシャラホーラシャストラ等の古典では火星は4番目と8番目、木星は5番目と9番目、土星は3番目と10番目が100%のドリシュティであり、7番目は100%ではない(マイナードリシュティ)とされています。
次回から、お待ちかねの星についての説明に入ります。
a-3-1.星の視線(ドリシュティ)
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