a-8-2.マイナー・ドリシュティ(星の視線)

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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インド式占星術ではそれぞれの星が視線を持っており、その視線の先の室に在住するのと同じ効果を与えるとお話ししました。視線のことをインド式占星術ではドリシュティと呼びます。

参照

a-3-1.星の視線(ドリシュティ)

具体的には在住する室の真反対にある7室には全ての星がドリシュティします。加えて火星は4室・8室、木星は5室・9室、土星は3室・10室、ラーフは5室・9室にもドリシュティします。このドリシュティは数値的には100%そこにいるのと同じ効果があるのですが、実のところ少ない効果ではあるものの、視線の先の室に影響を持つマイナー・ドリシュティも存在します。

マイナードリシュティ(在住する室から数えた室で考える)

  • 3室 25%のドリシュティ
  • 4室 75%のドリシュティ
  • 5室 50%のドリシュティ
  • 8室 75%のドリシュティ
  • 9室 50%のドリシュティ
  • 10室 25%のドリシュティ

となります。文字だけで説明してもわかり辛いと思いますので図にしてみましょう。

それではマイナー・ドリシュティがそれぞれの室にどのような意味を与えるのか、簡単に説明します。

太陽で考えてみましょう。太陽の体質はピッタです。太陽が在住する室にはピッタが一つ入ります。100%のドリシュティをしている7室にも同じようにピッタが一つとなります。マイナー・ドリシュティの場合は、太陽から数えて3番目に25%、4番目に75%、5番目に50%、8番目に75%、9番目に50%、10番目に25%のピッタがあるものとして体質を求めるということです。

これまで参照してきたugの出生図で考えてみます。

太陽は7室にあるので、太陽のある室から数えて3番目に当たる9室に25%のピッタ質が加わることになります。同様に10室に75%、11室に50%、2室に75%、3室に50%、4室に25%のピッタ質があるものとして考えればよいわけです。

鑑定において、大概は100%のドリシュティを読めば充分です。ただ、マイナー・ドリシュティまで考慮した方がより真実に迫ることができるのも事実です。ご自身の星の配置図だけでも良いので、本記事の図を参照しながら考えてみると良いでしょう。

さて、これまでの学習で、インド式占星術において必要な基礎知識は概ねお伝えできたと思います。次回からは古代の聖者パラシャラの教えを少しずつ翻訳していきます。これまでの学習が骨だとしたら、これからは肉としての内容となるでしょう。これまでお話しした内容も度々出てくるので、復習にもなると思います。パラシャラの教えは本になって現代まで伝わっています。

本のタイトルは

BRIHAT PARASHARA HORA SASTRA

といいます。インド式占星術のコンピュータソフトやアプリケーションについている機能のほとんどが、同書の内容を元に作られています。この本の学習なくしてインド式占星術の習得はありえません。一緒に学習していきましょう。

b-1-1.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラ序文

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a-8-2.マイナー・ドリシュティ(星の視線)

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a-1-1.インド式占星術

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