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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
おお、ブラフミンよ、あなたの質問(占星術の複雑さに関するあなたの好奇心)は、世界の安泰にとって喜ばしい目的であり、正しい行いです。 ブラフマ、彼の力である女神サラスワティ、そして惑星の首長であり創造の源である太陽神に対する従順な態度により、私はブラフマから聞いた占星術の科学についてあなたに話します。 この占星術という科学の教えは、善良で平和的な、指導者や長老を称える、真実だけを話し、神を恐れる、そのような生徒にのみ与えられるべきです。 これこそ善が続くただ一つの方法です。 この科学の教えは、また、やる気のない生徒、不信心者、そして、悪賢い人に与えられるべきではありません。
パラシャラは、このように述べています。
用語
- ブラフミン:僧侶(ここではパラシャラの弟子であるマイトレーヤを意味する)
- ブラフマ:創造を司るヒンドゥ教の神
- サラスワティ:水をたたえるサラスワティ川の神
この中ではインド式占星術を学ぶにあたって、宇宙の創造神や知識の源泉となる女神、太陽系の中心となる神について敬う必要があることが書かれています。そして、学ぶ資格の有無について、生徒の人間性に言及しております。
「もう少し簡単に占えるようになりませんか?」
「どうすればお金になりますか?」
相手の口からその言葉が出た途端に私も一切の口を閉じ、以後、その方への知識の伝承は行われません。
次回はChapter1 創造 9-12 となります。
b-1-4.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造9-12
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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b-1-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造5-8
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