c-4-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意15

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

15 すべての凶星が東半球側にあり、すべての吉星が西半球側にあり、ラグナが蠍座である場合、それは誕生者の死を引き起こします。 この点について再考する必要はありません。

 

用語

  • 東半球・西半球:誕生地から真南を見て、左手が東半球、右手が西半球となる
  • ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点、この詩句においてはラグナが入っている第1室のこと
  • 凶星:太陽・欠けていく月・火星・土星
  • 吉星:満ちていく月・水星・木星・金星

 

解説

非常に怖く思える詩句です。ただしですよ、ug自身はこのようなクンダリー(星と星座の配置図)を見たことがありません。全ての凶星とは、太陽・欠けていく月・火星・土星、全ての吉星は満ちていく月、水星、木星・金星となります。太陽と水星・金星は常に一緒に動きますので、この3つの星が太陽東半球、水星金星が西半球にきっちり別れることだけで考えてもかなり少ない確率だと思えます。更にラグナが蠍座、その他の星の配置まで考えれば、ほぼ心配する必要のない事例と言えるでしょう。

 

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

c-4-9.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意16-17

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

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