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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

※ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラはブログ記事のタイトルとして長すぎるので、賢者パラシャラの占星術と表示させていただくことにしました。
23 パダから数えて7番目の室:ラグナ・パダから数えて7番目の室にラーフまたはケートゥが位置している場合、その人は胃の不調や火災による災難に悩まされることになる。
24 ラグナ・パダから数えて第7室にケートゥが在住し、かつ凶星と合しているか、あるいは凶星からドリシュティを受けている場合、その人は冒険心に富み、(早い時期から)白髪になったり、老いの兆候が現れたりするでしょう。
25 ラグナ・パダから数えて第7室に木星、金星、月が在住する場合、これら3つが揃っているか、あるいは2つ、もしくは1つだけでも、その人は非常に裕福になります。
26 ラグナ・パダから数えて7番目の室に、高揚した吉星または凶星が在住する場合、その人は富と大きな名声に恵まれるでしょう。
27 おーブラフミンよ、ラグナ・パダから数えて第7室に生じる諸々の結合について私が述べたその影響は、ラグナ・パダから数えて第2室にそれらが生じる場合においても、同様に考慮されるべきです。
28 ラグナ・パダから数えて第2室に、高揚した水星、木星、金星のいずれかが在住し、かつそのうちの少なくとも一つがその室において強さを備えている場合、この配置はその人物の富裕さを示します(男性)。
29 ラグナ・パダに関して私が述べた組み合わせは、カラカムシャに関しても同様に考慮されるべきである。
用語
- ラグナ・パダ:ラグナから数えたパダ
- パダ(アルーダ):サンスクリット語で「乗った」「座った」を意味しており各室が物質世界にもたらす反映や投影を指す(第1室のパダは他者から見た誕生者の社会的イメージ・評判・現実に現れる物質的な幻影マーヤを表します)
- ラグナ:人が誕生した時にちょうど東の地平線から現れる空でその人そのものを表すとされている
- ラーフ:地球から見た太陽の軌道である黄道と月の軌道である白道の交点の内南半球から北半球に向かう側にあたる昇交点
- ケートゥ:地球から見た太陽の軌道である黄道と月の軌道である白道の交点の内北半球から南半球に向かう側にあたる降交点
- ドリシュティ:見るということ(太陽・月・水星・金星は自身のいる星座から数えて7室目をドリシュティし、火星は同じく4室目・7室目・8室目、木星は5室目・7室目・9室目、土星は3室目・7室目・10室目をドリシュティする。学校の先生が生徒を見ている感じを想像してほしい)
- ブラフミン:僧侶、宗教者 ※詩句27での呼び掛けは、弟子であるマイトレーヤに対するもの
- カラカムシャ:ナヴァムシャ(D9:9分割)においてアートマカラカが位置する場所(星座・室)
- ナヴァムシャ:星座の30度域を九つに分けて(3度20分ずつ)それぞれに当てはめられた法則に基づいて再校正した星座配置
- アートマカラカ:ジャンマ・クンダリー(誕生時の星と星座・室の配置図)において各星座内における度数を比較して最も高い星のこと
解説
23-26で語られるところの「パダから数えて7番目の室」「ラグナ・パダから数えて第7室」については同じとお考えください。
さて、アートマカラカとカラカムシャという概念が出てきました。アートマカラカは各星座の何度に在住しているかを比較して最も度数の高い星となります。
ugの出生データを元に説明しますね。
各星の度数を一覧にすると
- 太陽19:26
- 月 24:43
- 火星03:44
- 水星00:17
- 木星04:20
- 金星09:51
- 土星03:18
となります。
改めて見てみると、太陽と月以外はどの星も10度に満たない度数ですね。そして、この中で一番度数が高いのは月なので、ugのアートマカラカは月になります。その月が9分割であるナヴァムシャ(D9)のどの位置にあるのかを調べるわけです。
Ugのナヴァムシャは下記となります。

こちらを見るとナヴァムシャ内の月は牡牛座にあることがわかります。この牡牛座がカラカムシャとなるわけですね。
牡牛座は月にとって最高星位かムーラトリコーナに当たる星座なので、ugのカラカムシャは中々に強いことになります。そして、カラカムシャから7番目の星座は蠍座となり、そこには火星があります。火星にとって蠍座は自分の家に当たるので、最高星位やムーラトリコーナほどではないものの中々に強いことになります。また詩句の中で2番目の室にも触れてますので、カラカムシャから数えて2番目の室も見る必要がありますね。ugのナヴァムシャでは2番目の室は双子座で、中立の太陽がいますね。それらの内容をラグナ・パダ同様に考慮するべきですよと賢者パラシャラを言っているわけですね。(^^)
次回は
d-8-3.賢者パラシャラの占星術 Chapter31 室のパダ(反映)30-37
となります。
※AIにインド占星術鑑定を依頼したらどうなるのか?
記事にしました(^^)
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※当ブログでのパラシャラホーラシャストラは、サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、お読みいただければ幸いです。
尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
ではこのブログ記事は必要ないのではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。残念ながら必要です。それは下記書物をお読みいただければご理解いただけるでしょう。
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d-8-2.賢者パラシャラの占星術 Chapter31 室のパダ(反映)23-29
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