d-8-1.賢者パラシャラの占星術 Chapter3 室のパダ(反映)20-22

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

※ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラはブログ記事のタイトルとして長すぎるので、賢者パラシャラの占星術と表示させていただくことにしました。

 

20 おー優れた僧侶よ、ラグナ・パダから12番目の室に木星が配置され、他の星からドリシュティを受けている場合、税金の支払いや、また自己投資のための支出が発生します。

21 おー僧侶よ、ラグナ・パダから12番目の室に土星と火星が一緒に配置され、他の星からドリシュティを受けている場合、出費は兄弟を通して発生します。

22 有益な源泉:ラグナ・パダから12室の場合に支出の原因として述べられてきた組み合わせは全て、ラグナ・パダから11室において利益または富をもたらす組み合わせとなります。

 

用語

  • ラグナ・パダ:ラグナから数えたパダ
  • パダ(アルーダ):サンスクリット語で「乗った」「座った」を意味しており各室が物質世界にもたらす反映や投影を指す(第1室のパダは他者から見た誕生者の社会的イメージ・評判・現実に現れる物質的な幻影マーヤを表します)
  • ラグナ:人が誕生した時にちょうど東の地平線から現れる空でその人そのものを表すとされている
  • ドリシュティ:見るということ(太陽・月・水星・金星は自身のいる星座から数えて7室目をドリシュティし、火星は同じく4室目・7室目・8室目、木星は5室目・7室目・9室目、土星は3室目・7室目・10室目をドリシュティする。学校の先生が生徒を見ている感じを想像してほしい)

 

解説

20について、木星という吉星の代表格が絡むことになる出費なので、善行となります。税は良い環境を築くために使われるので、その支出は社会貢献です。自己投資も、将来、本人や周囲の人々をより良い環境に引き上げる目的のための良い支出なわけですね。

21について、「兄弟を通して発生する」とは「兄弟が原因による支出」と捉えてください。

何故兄弟なのかですが、クンダリーとパダの共に、インド占星術では3室が年下の兄弟、11室が年上の兄弟を表します。そして、12室はこの内の3室から数えて10室目となります。10室は行動の室ですので、年下の兄弟の行動がそのまま損失を生むわけですね。

最後に22ですが、これは1~15までのおさらいですね。12室で支出を表示しているような組み合わせが11室で観察されるならば、それは富をもたらす表示であるということです。

 

次回は

d-8-2.賢者パラシャラの占星術 Chapter3 室のパダ(反映)23-

となります。

※AIにインド占星術鑑定を依頼したらどうなるのか?

a-8-9.AIがインド占星術鑑定したらどうなる?

記事にしました(^^)

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※当ブログでのパラシャラホーラシャストラは、サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、お読みいただければ幸いです。

尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

ではこのブログ記事は必要ないのではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。残念ながら必要です。それは下記書物をお読みいただければご理解いただけるでしょう。

 

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