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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
8-13 賢者パラシャラの返事(続き):
多くのジーヴァトゥマムサがある存在は死に至る存在と呼ばれ、一方、パラマトマムサの度合いが高い存在は太陽などのグラハから転生しました。地球での使命完了の後、ラーマ、クリシュナなどの化身は、それぞれのグラハに再び融合します。グラハから分離したジーヴァトマの部分は、人などとして誕生し、カルマに従って生活し、再びグラハに融合します。おお、ブラフミンよ、私はあなたにこのことを話しました。 偉大な破壊の時、グラハは同様に主ヴィシュヌと融合します。 これらすべてを知っている人は、過去、現在、未来の知識に精通するようになります。 占星学の知識なくして、誰一人これらのことを知ることはできません。 したがって誰もが、特にブラフミンはこの科学を学ばなければなりません。 この科学の知識を欠き否定する者は、ラウルバと呼ばれる地獄に行き、盲目的な生まれ変わりをするでしょう。
用語
- ジーヴァトゥマムサ:魂の本質
- パラマトマムサ:神としての本質
- グラハ:惑星(太陽と月を含む)
- ラーマ(シュリ ラーマ):古代ヒンドゥ教の叙事詩「ラーマーヤナ」の中心人物、ヒンドゥ教の神にしてヴィシュヌの七番目のアバター
- クリシュナ(シュリ クリシュナ):古代ヒンドゥ教の叙事詩「マハーバーラタ」「バガヴァット・ギータ」の中心人物にしてヒンドゥの神々の中で最も人気の高い神、ヴィシュヌの八番目のアバター
- ジーヴァトゥマ:魂
- カルマ:行為、宿命
- ブラフミン:僧侶(最初のブラフミンはパラシャラの弟子であるマイトレーヤへの呼びかけ)
- ラウルバ:地獄
次回はChapter3 惑星の表意と解説 1-3 となります。
b-2-4.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質1-3
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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b-2-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラ Chapter 2 主の偉大な化身 8-13
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