d-8-7.賢者パラシャラの占星術 Chapter32 ウパ・パダ24-30

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

※ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラはブログ記事のタイトルとして長すぎるので、賢者パラシャラの占星術と表示させていただくことにしました。

 

24-28 息子について:おおヴィプラよ、ラグナ・パダまたはウパ・パダから数えて第9室に土星・月・水星が在住する場合、その人は息子を一人も得られません。一方、太陽・ラーフ・木星が在住する場合は多くの息子に恵まれます。月のみが在住する場合は息子を一人得ますが、複数の惑星が混在する場合は、息子を得るのが遅れることになります。しかし、太陽・木星・ラーフの結合によって生まれた息子は、強靭で勇敢、偉大な征服者となり、敵を打ち負かす者となるでしょう。また、ラグナ・パダまたはウパ・パダから数えて第9室に火星と土星が在住する場合、その人は実子に恵まれないか、あるいは養子や兄弟の息子を養子として迎えることになります。その際、奇数星座であれば多くの息子に恵まれ、偶数であれば少数の息子に恵まれるでしょう。

29-30 多くの息子と多くの娘:僧侶よ、ウパ・パダに獅子座があり、そこに月が在住するか、あるいは月がドリシュティを投げかけている場合、その人は少数の子供に恵まれます。一方、ウパ・パダが乙女座である場合、その人には多くの娘が生まれるでしょう。

 

用語

  • ヴィプラ :知識に恵まれている僧侶
  • ウパ・パダ(ウパ・ルーダ、ガウナ・パダ):「ウパ」は「近く」「隣接」「従属」、あるいは「二次的・補助的」といった意味を持つために「ウパ・パダ」とは二次的なパダと捉えられます
  • パダ(アルーダ):サンスクリット語で「乗った」「座った」を意味しており各室が物質世界にもたらす反映や投影を指す(第1室のパダは他者から見た誕生者の社会的イメージ・評判・現実に現れる物質的な幻影マーヤを表します)
  • ラグナ・パダ:ラグナから数えたパダ
  • ラーフ:地球から見た太陽の軌道である黄道と月の軌道である白道の交点の内南半球から北半球に向かう側にあたる昇交点
  • 奇数星座:牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座
  • 偶数星座:牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座
  • ドリシュティ:見るということ(太陽・月・水星・金星は自身のいる星座から数えて7室目をドリシュティし、火星は同じく4室目・7室目・8室目、木星は5室目・7室目・9室目、土星は3室目・7室目・10室目をドリシュティする。学校の先生が生徒を見ている感じを想像してほしい)

 

解説

>ラグナ・パダまたはウパ・パダから数えて第9室に土星・月・水星が在住する場合、その人は息子を一人も得られません。一方、太陽・ラーフ・木星が在住する場合は多くの息子に恵まれます。

こちらについて何故なのか考えたのですが、おそらくは星の性別が原因なのではないのかなと思います。

土星・水星は中性、月は女性星なので、この三つの星がそろうと全く男性星がないことになるからです。また、太陽と木星は男性星ですし、木星・ラーフは拡大傾向があるので男の子が多く生まれるわけですね。

>ウパ・パダに獅子座があり、そこに月が在住するか、あるいは月がドリシュティを投げかけている場合、その人は少数の子供に恵まれます。

さて、こちらには星座の性別が関係していますね。獅子座は男性星座且つ太陽が支配星座、そこに太陽との対局であり女性星の代表である月があることで、本人自身の男性性が少なくなってしまうのかもしれませんね。

参考までに星と星座の性別を書いておきますね。

男性星:太陽・火星・木星

女性星:月・金星

中性星:水星・土星・ラーフ・ケートゥ

男性星座:牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座

女性星座:牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座

もうお解かりかと思いますが、奇数星座が男性星座、偶数星座が女性星座です。

 

次回は

d-8-8.賢者パラシャラの占星術 Chapter32 ウパ・パダ31-

となります。

 

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※当ブログでのパラシャラホーラシャストラは、サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、お読みいただければ幸いです。

尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

ではこのブログ記事は必要ないのではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。残念ながら必要です。それは下記書物をお読みいただければご理解いただけるでしょう。

 

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