b-2-5.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質4-6

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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4-6 賢者パラシャラの返事(続き):

獣帯の星群を継続的に移動するこれらの天体は、グラハまたは惑星と呼ばれます。 獣帯は、アシュウィニ―から始まる27のナクシャトラ(星宿)で構成されています。その同じ範囲は12の部分に分かれており、牡羊座から始まる「星座」として知られています。 惑星には太陽などのような名前があります。東に昇る星座はラグナまたはアセンダントとして知られています。 アセンダントと惑星が互いに合流したり離れたりする様子から、その人の良い効果と悪い効果が推測されます。

※ここでいう惑星とは天文学における惑星ではありません。恒星である太陽、衛星である月、物質として存在しないラーフ・ケートゥを併せたものがインド式占星術でいうところの惑星であり、通常はグラハと呼ばれています。

用語

  • 獣帯:黄道(太陽の軌道)を中心にして9度ずつ計18度の幅を持つ宇宙に描かれる帯
  • グラハ:惑星とほぼ同義であるが、恒星である太陽、衛星である月、黄道と白道の交点であるラーフとケートゥも含まれる。
  • アシュウィニ―:第一番目の星宿、牡羊座0度から13度20分までの範囲
  • ナクシャトラ:星宿(インド占星術においては27の星宿がある)
  • ラグナ:誕生時の東の地平線方向の空(地平線から上昇する点)
  • アセンダント:西洋占星術におけるラグナ

 

参照記事

ナクシャトラ

a-2-4.星宿(月宿)

星座

a-1-1.インド式占星術

 

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回はChapter3 惑星の表意と性質 7-9 となります。

b-2-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質7-9

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

 

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b-2-5.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラ Chapter 3 惑星の表意と性質 4-6

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a-1-1.インド式占星術

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