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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基！
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう！
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
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獅子座は5番目の星座となります。誕生時に東の地平線方向（ラグナ）に位置する星座が獅子座である場合は、獅子座が持っている性質が本人自身に現れます。
どうしても出生時間がわからない場合、牡羊座1室、獅子座5室として読み解きます。地球人類の一人としてみる訳です。ただしその場合も星座の境目にある星や、早く動く月の位置については移動の可能性も意識して読み解く必要があります。
※社会からの影響に気持ちが左右されやすい人は、月が入っている星座を1室として見た方が特徴を捉えやすいでしょう。
獅子座
南式クンダリ―では常に同じ場所にあります。北式では場所が変わります。獅子座は5と書かれている室に位置します。
インドではシンハと呼ばれています。
グナについては支配星のグナと捉えて問題ないでしょう。
獅子座の支配星は太陽です。
パンチャブータ（元素）は火です。
ドーシャ（体質）については支配星のドーシャと捉えて問題ないでしょう。
奇数星座なので能動性があります。この星座に位置する星は能動性があるでしょう。
カーストは戦士（クシャトリア）です。
この星座が最高星位となる星はありません。
ムーラトリコーナとなる星は太陽です。0度から20度内は太陽にとってムーラトリコーナであり、最高星位に次いで良い表示となります。つまり太陽にとって獅子座の0度から20度内はムーラトリコーナ、20度から30度は支配星座にいることになるのです。
友好的な表示となるのは月・火星・水星・木星です。
敵対的な表示となるのは金星・土星です。
この星座が最低星位となる星はありません。
5番目の星座にあたるので、出生時間が不明な場合は獅子座を身体の「胃」に見立てて鑑定します。
次回は乙女座についてお話しします。
a-5-4.獅子座
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