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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
121 第11室の支配星がラグナに置かれる場合、誕生者はサットウィカの性質を持ち、裕福で、幸福で、視力もあり、詩人で、雄弁で、常に利益に恵まれるでしょう。
122 第11室の支配星が第2室に置かれる場合、誕生者はあらゆる種類の富と業績に恵まれ、慈善的、宗教的で、常に幸せでしょう。
123 第11室の支配星が第3室にある場合、誕生者は全ての仕事に熟練し、裕福で、兄弟の至福に恵まれ、時には痛風の痛みが出る可能性があります。
124 第11室の支配星が第4室にある場合、誕生者は母方の親戚から利益を得て、巡礼を行い、家と土地の幸福を所有するでしょう。
125 第11室の支配星が第5室に置かれる場合、誕生者の子供たちは幸せになり、教育を受け、高潔になるでしょう。 彼自身も信仰深く、幸せになるでしょう。
126 第11室の支配星が第6室に置かれている場合、誕生者は一般に病弱なままになります。 彼は残酷で、異国の地に住み、敵に悩まされるでしょう。
用語
支配星:星座の主の事、牡羊座は火星に、牡牛座は金星に、双子座は水星に、蟹座は月に、獅子座は太陽に、乙女座は水星に、天秤座は金星に、蠍座は火星に、射手座は木星に、山羊座と水瓶座は土星に、魚座は木星に支配されている
ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点 ※この詩句においてはラグナが入っている第1室のこと
サットウィカ:純(サトヴァ)質
解説
第11室は利益の室です。収入が気になる方はこの室について詳しく調べることをお勧めします。
参考
支配星について
サットウィカ(サトヴァ)について
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
d-2-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果127-132
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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d-2-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果121-126
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