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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
29-32. 夜間に生まれた子供の星占いで、土星と火星が可動星座で同居している場合、異国での父親の死が予測されるはずです。 第8室または第12室が凶星によって占有され、強力なラグナ星座の支配星が第4室または第9室のいずれかを占有している場合、出生者の父親は病気になります。 太陽が強く、ラグナを占め、土星と火星からドリシュティされている場合、その人の父親は子供の誕生時に病気になっているはずです. 土星、火星、太陽が第4室または第10室に配置されていて、それらが何の有益な影響も受けていない場合、出生者は父親を持つ幸せを奪われます。
用語
- ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点
- ドリシュティ:見るということ ※火星はそこから数えて4番目・7番目・8番目の室に、木星は5番目・7番目・9番目の室に、土星は3番目・7番目・10番目に、それぞれ100%のドリシュティをするとされています。(パラシャラホーラシャストラ等の古典では火星は4番目と8番目、木星は5番目と9番目、土星は3番目と10番目が100%のドリシュティであり、7番目は100%ではないとされています)
解説
火星と土星という二大凶星両方との関連があると、特に凶意が表れるということがこの詩句からわかります。太陽は父親そのものを表す意味があるので、太陽に火星と土星両方の影響が読める場合、その人の父親について注意が必要です。
参照
ドリシュティについて
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
c-4-2.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意1
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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c-4-1.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter10誕生時の環境29-32
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