b-1-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造16-17

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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プラデュムナはラジャスシャクティに、アニルッダはサトヴァシャクティに恵まれています。 マハータットヴァ、アハンカーラ、アハンカーラ ムルティ ブラフマは、それぞれ「サンカルシャナ」、プラムデュナ、アニルッダから生まれました。 これら3つの形態は全て、3つのグナ全てを有していますが、それらの起源による彼ら自身のグナに優勢があります。

用語

  • プラデュムナ:ヴィシュヌのアバターの一つ
  • アニルッダ:ヴィシュヌのアバターであるヤニのアバター
  • シャクティ:創造的、持続的、破壊的な力
  • ラジャス:激質(情熱質)
  • サトヴァ:純質
  • マハー:大いなる
  • タットヴァ:真理
  • アハンカーラ:自我意識
  • ムルティ:存在、偶像
  • ブラフマ:創造神
  • サンカルシャナ:ヴィシュヌのアバターの一つ
  • マハータットヴァ:大いなる心理
  • アハンカーラ ムルティ ブラフマ:創造神としての自我意識の存在

 

ヴィシュヌのアバターであるアニルッダ、プラムデュナ、サンカルシャナはどれも3つのグナを有するものの、それぞれの起源からアニルッダは純質、プラムデュナは激質(情熱の質)、サンカルシャナは暗質が優位であるとこの詩句では訴えられています。そして、大いなる心理はサンカルシャナから、自我意識はプラムデュナから、創造神としての自我意識の存在はアニルッダから生まれたとしております。前記事で翻訳した13-15の内容を別の角度から言い直したと言えるでしょう。もしかしたら13-15の詩句か今回の16-17の詩句のどちらかが後世に付け加えられたのかもしれません

インドの人々にとって、インド式占星術を否定することは神を否定するに等しいと言えるほど、神の存在が起源なのだと訴える詩句が続いています。このように繰り返し同じような説明が繰り返されることは学習において遠回りなようにも思えます。しかし、サンスクリット語やインドの文化に馴染みの無い日本人の学習者の意識に、サトヴァ(純質)・ラジャス(激質)・タマス(暗質)という3つのグナについての知識を何度も刷り込むことは有益以外のなにものでもないでしょう。ここまででChapter1創造についての学習は半分を過ぎました。次のChapterからは実際に占星術に関わる学習に入れるので、それを楽しみに引き続き学んでいきましょう。

参照

a-1-3.グナ(気質)

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性がありますことをご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の出版物となります。

次回はChapter1 創造 18-19 となります。

b-1-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造18-19

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b-1-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造16-17

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a-1-1.インド式占星術

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