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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
アハンカラには、サットウィカ、ラジャシカ、タマシカの3種類があり、それらで全てを満たします。サットウィカからは神の類(デヴァタ)が、ラジャスからは感覚器官が、タマスからは五つの原始的な化合物が生まれます(風、地、水、火、エーテル) 。これらはそれぞれの力に恵まれています。
用語
- アハンカーラ:自我意識
- サットウィカ:純
- ラジャシカ:激(情熱)
- タマシカ:暗(惰)
- デヴァタ:神々
- ラジャス:激質(情熱質)
- タマス:暗質
- エーテル:空(空間を満たすエネルギーのようなもの)
自我意識を構成する要素について語られています。人知を超えた領域、何かを成したいという欲求、惰性的な存在の三つが合わさって自我意識となる。そして、純質から生まれた領域は純で、激質から生まれたものは激(情熱)で、暗質から生まれた物質としての構成要素は暗質(惰性的な性質=固定)に満たされています。そして、全ての最小単位にはそれぞれ神が宿っていると考えられているようです。全ての自我はサトヴァ(純質)・ラジャス(激質)・タマス(暗質)で満たされており、三つのバランスを読み解いていくことはインド式占星術における重要な作業であることが理解できます。
参照
サトヴァ・ラジャス・タマス
五つの原始的な化合物ー上
五つの原始的な化合物ー下
次回はChapter1 創造 20 となります。
b-1-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造20
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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b-1-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter1創造18-19
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