c-9-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果21-24

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

21 第2室の支配星が第9室に置かれる場合、その誕生者は裕福で、勤勉で、熟練した人になるでしょう。彼は、子供時代はまだ病弱ですが、残りの人生は幸せです。 神社を参拝し、神事などを執り行います。

22 第2室の支配星が第10室にある場合、その誕生者は性欲が強く、名誉があり、学識があり、多くの妻を持つでしょうが、最終的な幸福は失われるでしょう。

23 第2室の支配星が第11室にあるとしたら、その誕生者はあらゆる種類の富と利益を享受し、常に勤勉で、名誉があり、有名になるでしょう。

24 第2室の支配星が第12室を占めている場合、この組み合わせにより、先住民は冒険好きになり、富がなく、他人に依存し、長男の幸福を逃すことになります。

 

用語

  • 支配星:太陽-獅子座・月-蟹座・火星-牡羊座と蠍座・水星-双子座と乙女座、木星-射手座と魚座・金星-牡牛座と天秤座・土星-山羊座と水瓶座を支配している

 

解説

第2室の支配星が入室先で最高星位なのか、はたまた最低星位なのか、ムーラトリコーナに置かれる、あるいは、友好的、敵対的、中立的星座在住なのか。行き先での星の居心地に拠って、人生で表出される事象は変わります。

尚、第12室は海外をも表しますので、国内で資産を失くしつつ、海外で蓄財するという場合も考えられるでしょう。

 

参考

支配星について

a-2-2.星座支配

星の居心地について

a-2-9.星の居心地

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

c-9-9.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果25-30

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

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