b-5-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter4黄道12星座の説明1-5

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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1-2 ホーラの重要性:言葉としての「アホラトゥラ」の最初と最後の音節を削除すると、単語として「ホーラ」が残ります。[または、ホーラは単語「アホラトゥラ」から派生し、アホラトゥラすなわち昼と夜の間に留まります。] 出生した人の良い面と悪い面は、ホーラを知った後にのみ話されます。 おおバラモンよ、牡羊座から始まる黄道星座は、言葉では言い表せないヴィシュヌ、時間の人格化、ジャナルダナの手足であることを知っています。

3 牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座は、順番に黄道にある12の星座です。

4-4 牡羊座から始まる12の星座は、それぞれカラプルシャの頭、顔、腕、心臓、胃、腰、へその下の空間、私的な部分、太もも、膝、足首、足です。

5-5 牡羊座から始まる12星座は、可動、固定、二重の性質、悪意と恩恵、男性と女性、そして胆汁質(怒り)とおしゃべり、そして冷淡の配置です。

 

用語

  • ブラフミン:僧侶(ここではパラシャラの弟子であるマイトレーヤを意味する)
  • ホーラ:インド式占星術における時間の単位の一つで日の出から始まる一日(アホラトゥラ)の1/24(約1時間)のこと、黄道12星座全体
  • ヴィシュヌ:
  • ジャナルダナ:ヴィシュヌの別名
  • カラプルシャ:物質としての何か(ここでは人体)

 

解説

インド式占星術で使用する星座の位置はサイデリアル星座帯と呼ばれ、西洋占星術で使われているトロピカル星座帯とは、ずれがあります。毎年開始点がずれていくトロピカルと違い、イデリアルでは地球から見た天空の同一の点から星座が始まります。

 

参照記事

a-1-9.配置図(クンダリ―)

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回はChapter4 黄道十二星座の説明 6-7 牡羊座 となります。

b-5-4.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter4黄道12星座の説明6-7牡羊座

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

 

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b-5-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラ Chapter4 黄道12星座の説明 1-5

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