c-5-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意29-33

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

29 第12室と第6室に凶星がある場合、死の恐怖は母親に、第4室と第10室に凶星がある場合は、父親にあると知られるべきです。

30 ラグナ、第7室、第12室に凶星があり、第2室(富の家) に水星があるこの組み合わせは、家族の破壊者となります。

31 誕生時に木星がラグナにあり、土星が第2室にあり、ラーフが第3室にある場合、その誕生者の母親は生きていません。

32 欠けていく月から数えてトリコーナ (この場合は第5室と第9室) が凶星で占められ、これらの凶星が吉星と一緒でない場合、6か月以内に母親が子供を手放すのは間違いありません。

33 出生図において土星と火星がいずれかの室または星座で互いに 1 度離れており、それらが月からケンドラ (角度) にある場合、子供は 2 人の母親によって育てられますが、生き続けることはできません。

 

用語

  • ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点、この詩句においてはラグナが入っている第1室のこと
  • ケンドラ:第1室(本人)・第4室(家・乗り物)・第7室(パートナー)・第10室(仕事)のこと、人生で目に見えやすい4つの要素を表す室をこのように呼ぶ
  • トリコーナ:当該星から数えて1番目(本人)、5番目(創造と息子)、9番目(希望)の室

 

解説

33の土星と火星が1度離れについてですが、1度でなくても、二つの星が同室にある場合、ugの見てきた例ではその室が表す分野において良くないことが起こっています。

あとは、句そのまま理解してしまえばよいので特に説明の必要はないようにも感じます。ラグナやラーフの意味が解らない方は当ブログでインド式占星術の基礎知識を扱っているa記事で捜してみてくださいね。(^^)

 

参考

しいて言えばa-1-2.以降のa記事全てですね。(^^)

以下の記事から順番に読んでいくのが良いのではないでしょうか。(^^)

a-1-2.星座・星の配置と人

 

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

c-5-4.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意34-39

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

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