d-7-8.賢者パラシャラの占星術 Chapter3 室のパダ(反映)16-18

スポンサーリンク
インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

※ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラはブログ記事のタイトルとして長すぎるので、賢者パラシャラの占星術と表示させていただくことにしました。

 

16-17 おー僧侶よ、ラグナ・パダから12番目の室が吉星と凶星のドリシュティを受ける場合、収入は豊富だが支出も多い。吉星の場合は正当な手段で富を得るが、凶星の場合は不正な手段で、混合惑星の場合は正当な手段と不正な手段の両方で富を得る。これらのドリシュティが利益の室(11番目の室)に及ぶ場合も、同様の富の獲得が起こる。

18 ラグナ・パダから12室に金星、太陽、ラーフが同時に存在する場合、王を通して出費が発生すると予測されます。さらに月がドリシュティを形成している場合は、そのような出費はさらに増加し​​ます。

 

用語

  • ラグナ・パダ:ラグナから数えたパダ
  • パダ(アルーダ):サンスクリット語で「乗った」「座った」を意味しており各室が物質世界にもたらす反映や投影を指す(第1室のパダは他者から見た誕生者の社会的イメージ・評判・現実に現れる物質的な幻影マーヤを表します)
  • ラグナ:人が誕生した時にちょうど東の地平線から現れる空でその人そのものを表すとされている
  • ドリシュティ:見るということ(太陽・月・水星・金星は自身のいる星座から数えて7室目をドリシュティし、火星は同じく4室目・7室目・8室目、木星は5室目・7室目・9室目、土星は3室目・7室目・10室目をドリシュティする。学校の先生が生徒を見ている感じを想像してほしい)

 

解説

16-17 支出を表す12室(ラグナ・パダから)へのドリシュティが何故富を表すのか。謎ですよね。

これはもう連想ゲームなのです。

収入が無ければ支出ができない。支出があるということは遡って収入があるということなのです。正当な支出をするには正当な行いに対する対価としての収入がないと難しいですよね。逆に不正で得た収入は不正な支出をしなければならなくなるという道徳のようなお話でもあります。

こういうのインド占星術では多いですね。

18 王というのは国・政府の事だと思ってもらえれば良いと思います。この組み合わせがラグナ・パダから12番目の室に見られる場合、王を通して支出が発生するとは、国からこの人へ給料が支払われるという良い意味ではなく、この組み合わせを持つ人のために国に損害(支出)が発生してしまうということです。

※クンダリーとは出生時の星と星座の配置のこと

次回は

d-7-9.賢者パラシャラの占星術 Chapter3 室のパダ(反映)19-

となります。

※AIにインド占星術鑑定を依頼したらどうなるのか?

a-8-9.AIがインド占星術鑑定したらどうなる?

記事にしました(^^)

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※当ブログでのパラシャラホーラシャストラは、サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、お読みいただければ幸いです。

尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

ではこのブログ記事は必要ないのではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。残念ながら必要です。それは下記書物をお読みいただければご理解いただけるでしょう。

 

スポンサーリンク

 

d-7-8.賢者パラシャラの占星術 Chapter3 室のパダ(反映)16-18

ブログの最初に戻る。

a-1-1.インド式占星術

コメント