c-2-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter9星座のドリシュティ6-9

スポンサーリンク
インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

6-9. 私は今、主ブラフマが語ったように話しましょう。惑星のさまざまなドリシュティが良く描かれている正方形または円のドリシュティ図には、8つの方向(4つの角と4つの4分の1)が示されています。 黄道十二星座は以下のように配置されています。 東に牡羊座と牡牛座、北東に双子座、北に蟹座と獅子座、北西に乙女座、西に天秤座と蠍座、南西に射手座、南に山羊座と水瓶座、南東に魚座。 このようにすることで、様々なドリシュティが検討されるようになるわけです。

 

用語

  • ブラフマ:創造を司るヒンドゥ教の神
  • ドリシュティ:見る、注視する(学校の先生が生徒を見るように星座や星も約束事に基づいて星座と星も見ています)

 

解説

本来、解説など不要な詩句ですが、念のため。

内容を図化すると以下となります。

いうまでもありませんが、天空が回っていると星座と東西南北は常に一致しているわけではありません。というより常にずれ続けています。それなのでこの詩句はあくまで星座の順番を理解しやすいために仮に方角を利用して説明しただけのものだとご理解ください。

というより、ここまで書かないと方角と星座が常に一致していると誤解してしまう方は、占星術は無理だと思います。

参照

星座の配置について

a-1-9.配置図(クンダリ―)

ドリシュティについて

a-3-1.星の視線(ドリシュティ)

 

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)

スポンサーリンク


Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

c-2-9.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter9星座のドリシュティ10-16

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

スポンサーリンク

c-2-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter9星座のドリシュティ6-9

ブログの最初に戻る。

a-1-1.インド式占星術

コメント