b-7-4.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために19

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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※このChapterを読む必要はありません。何故なら、現代ではインド占星術のコンピュータプログラムによってご自身の出生クンダリー(星座と星の配置図)を作成することが誰でも簡単にできるからです。ここで書かれているような面倒な計算を憶えるよりも、星や星座の表意を憶えることに時間と熱意を使われることをお勧め致します。

19 もし通過した期間、あるいは通過する予定の期間がイシュタカーラから控除できない場合は、30を掛けて、スウォダヤパラなどで割り算します。割り算の後、取得した度数などをそれぞれスパシュタスーリヤ( 太陽の位置)に控除と加算すると、それはスパシュタラグナ(またはアセンダントの位置)を与えます。

 

用語

  • イシュタカーラ:出生時間、誕生時間
  • スウォダヤ:星座がラグナを通過するのにかかる時間
  • パラ:24秒
  • スウォダヤパラ:星座がラグナを通過するのにかかる時間をパラで表したもの
  • シュパシュタスーリヤ:固定星座(サイデリアル星座帯)における太陽の位置
  • スパシュタラグナ:(サイデリアル星座帯)におけるラグナの位置
  • ラグナ:東の地平線方向の延長にある天空の点
  • アセンダント:東の地平線方向の延長にある天空の点(ラグナの英語)

※用語については間違っている可能性があります。今後も情報集めをして判明し次第訂正していきます。

 

解説

東の地平線方向の延長である天空の点を通過した星座部分と、これから通過する星座部分の幅からラグナを求める方法について書かれています。この技法を身に付ける必要はありません。

このChapterについては用語の資料がヨーロッパ言語ではとても少なく(日本語は皆無)、ここでの訳と用語についてはあくまで私個人の推定でしかありません。間違いに気付かれた方はぜひご連絡下さい。宜しくお願い致します。

 

参照記事

ラグナ

a-2-1.星々の位置

前の詩句

b-7-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために14-18

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b-6-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために1

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

b-7-5.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために20-21

となりますが、読む必要はありません。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

 

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a-1-1.インド式占星術

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