b-6-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために1

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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※このChapterを読む必要はありません。何故なら、現代ではインド占星術のコンピュータプログラムによってご自身の出生クンダリー(星座と星の配置図)を作成することが誰でも簡単にできるからです。ここで書かれているような面倒な計算を憶えるよりも、星や星座の表意を憶えることに時間と熱意を使われることをお勧め致します。

1 暦における「ミシュラマーンカーラ」は「パンクティ」と呼ばれます。 日の出から希望時間までの間の時間は「サヴァネスタカーラ」と呼ばれます。

 

用語

  • ミシュラマーンカーラ:真夜中、午前0時辺り、昼の期間+夜の期間/ 2で算出される
  • パンクティ:真夜中の星の配置、ミシュラマーンカーラ(真夜中の時間帯)における星の位置情報
  • サヴァネスタカーラ:出生当日の日の出時間から出生時間までの間の時間のこと、イシュタカーラまたはジャナメシュタカーラ(出生時間)-日の出時間=サヴァネスタカーラ
  • イシュタカーラ:出生時間(縁起の良い)
  • ジャナメシュタカーラ:出生時間(年月日をも含めた出生時間のこと)

 

解説

真夜中のことを「ミシュラマーンカーラ」」、その時の星の位置情報を「パンクティ」、日の出から出生時刻までの経過時間を「サヴァネスタカーラ」と呼ぶとこの詩句では述べられています。古来より占星術では、夜中の0時の星の配置図を基に出生時のクンダリー(星座と星の配置図)を作成しました。各種ラグナや星、グリカの位置を知るためには、ここで挙げられた三つの情報が欠かせないものであるということです。

 

参照記事

クンダリーについて

a-1-9.配置図(クンダリ―)

グリカについて

b-5-1.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter3惑星の表意と性質66-70

マーンディとグリカについて

a-8-8.マーンディとグリカの特定方法

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

Chapter5 惑星の位置を探し当てるために 2-4

b-6-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために2-4

となりますが、読む必要はありません。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

 

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b-6-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために 1

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a-1-1.インド式占星術

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