d-5-9.賢者パラシャラの占星術 Chapter29 強さの評価18

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基！
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう！

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KNラオ著清水俊介訳

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※ブリハットパラシャラホーラシャストラはブログ記事のタイトルとして長すぎるので、賢者パラシャラの占星術と表示させていただくことにしました。

18 太陽と月の運動に関する強さ：太陽のチェシュタバラは、アヤナバラと同じです。月のチェシュタバラは、月のパクシャバラに対応するものとして認識される必要があります。

用語

アヤナバラ：赤緯と熱帯経度を元に算出される星の強さ
パクシャバラ：月と太陽の位置関係が６星座未満であれば単純に月の経度から太陽の経度を差し引き（6座を超える場合は12から同じ値を差し引き）して度分秒に変換したのち3で割ることで得られる値（つまり月の形状が満月に近いほど強く最大60ヴィルパである）
アヤナムシャ：歳差

解説

月と土星は、山羊座0度付近で最大のアヤナバラ (60ヴィルパ) を持ち、蟹座0度ではゼロになるそうです。

太陽、火星、木星、金星は、蟹座0度付近で最大のアヤナバラを持ち、山羊座0度ではゼロになるそうです。

水星は、蟹座0度と山羊座0度付近で最大のアヤナバラを持つそうです。ugとしては、このような計算は有料ソフトに任せて、本質的な鑑定力を磨くことに注力されることをお勧め致します。（^^）

次回は

d-6-1.賢者パラシャラの占星術 Chapter29 強さの評価19-

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※当ブログでのパラシャラホーラシャストラは、サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、お読みいただければ幸いです。

尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

ではこのブログ記事は必要ないのではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。残念ながら必要です。それは下記書物をお読みいただければご理解いただけるでしょう。