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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
12. 月が第9室、第7室、または、ラグナ(第1室)に凶星と一緒にいて、吉星のドリシュティ、または、合を持たない場合、彼女(月のこと)は死の源となります。
13. サンディア、または、ホーラ(2分割)での月支配星座、または、ガンダーンタで誕生があり、あらゆる条件で月と凶星がケンドラに配置されている場合、その組み合わせは破壊(または死)をもたらします。
用語
- ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点、この詩句においてはラグナが入っている第1室のこと
- ドリシュティ:見るということ ※火星はそこから数えて4番目・7番目・8番目の室に、木星は5番目・7番目・9番目の室に、土星は3番目・7番目・10番目に、それぞれ100%のドリシュティをするとされています。(パラシャラホーラシャストラ等の古典では火星は4番目と8番目、木星は5番目と9番目、土星は3番目と10番目が100%のドリシュティであり、7番目は100%ではないとされています)
- 合:同じ星座(室に位置すること)
- サンディア:朝または夕方・黄昏時・薄明・夕暮れ時、はっきりとした昼でもはっきりとした夜でもない時間帯
- ホーラ:2分割図(太陽支配の室と月支配の室を持つ
- ガンダーンタ:黄道上の3カ所-魚座(水の星座)26度40分から牡羊座(火の星座)3度20分・蟹座(水の星座)26度40分から獅子座(火の星座)3度20分・蠍座(水の星座)26度40分から射手座(火の星座)3度20分をこう呼ぶ
- ケンドラ:第1室(本人)・第4室(家・乗り物)・第7室(パートナー)・第10室(仕事)のこと、人生で目に見えやすい4つの要素を表す室をこのように呼ぶ
解説
何度も言いますが、怖がり過ぎないことですね。
ガンダーンタは魂の成長と関連する範囲です。ここにラグナや星があるからと言って、やみくもに恐れるのではなく、今生で魂が成長する機会を与えてもらえるのだと考えられるように努めるのが寛容です。ugもサンディアの時間帯に生まれた可能性が考えられ(2月初旬の午後6時なので完全な夜かサンディアかどちらか)、また、ラグナがガンダーンタにありますが、悩み多き人生であるものの、今生で魂を成長しそうな予感と希望を持って生きております。(^^)
参照
ドリシュティについて
分割図について
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回はサンディアの定義について説明している詩句です。
c-4-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意14
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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c-4-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter11生まれながらの凶意12-13
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