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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
10.誕生時にラグナが頭から上昇する星座にあるのならば、子供は頭から誕生し、背中から上昇する星座ならば足から出てきて、 それが頭と背中の両方から上昇している星座である場合、子供は手から現れます。
用語
・ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点
解説
正常出産なのか逆子なのかが出生図(ジャンマ・クンダリー)から見て取れるという話です。
これまで翻訳したパラシャラ ホーラ シャストラChapter4の中で星座上昇方向について言及されており、内容は下記の表となります。蠍座については、詩句の中では触れられておりませんが、一般的な星座図から判断すれば頭となります。
ugは我が子二人の出産に立ち会いました。長男出生時ラグナは水瓶座であり、頭から出てきました。長女出生時は蠍座ラグナであり、やはり頭から出てきております。二人については詩句通りに生まれておりますが、分秒まで正確な出生データを親が持っていることは稀だと思うので、検証するのは難しいかもしれません。手から生まれてくる子供、逆子の比率がどの程度なのかも興味深い点です。あるいは、背中や手となる星座ラグナでの出産は、頭からの星座に比べて少ないのかもしれませんね。いずれにせよ、現代は出産医療が発達しており、逆子のままで出産に及ぶことそのものが少ないと思うので、それほど心配することではないでしょう。
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
c-3-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter10誕生時の環境11
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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c-3-5.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter10誕生時の環境10
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コメント
ugさん、こんにちは。
寄り道初学者です。
今回の記事は逆子についての内容ですが、早速私も奥さんに聞いてみました。
奥さんは射手座ラグナ。
背中から上昇する星座です。
ということは・・・。
「逆子だったみたいよ、生まれるちょっと前までは。」
出産時は頭から生まれたものの元々は逆子状態にあり、助産師のマッサージ(?)で頭から生まれることが出来たようです。
しかし古代インドではエコー診断があろうはずもなく、背中から上昇する星座の時期は逆子の傾向が多かったのかもしれません。
現代の医療体制では逆子出産のケースは少ないと思いますが、出産予定日あたりの上昇星座を知っておくことで、助産師に相談する事で早めの対策がとれそうです。
【追伸】
私もオススメされていたブリハットパラシャラホーラシャストラの本を購入しました。
キンドル版では旧翻訳本が発売されています。
英文だけでなく、筆者の「NOTE」解説の存在は私には内容理解の助けになるものです。
本日は目次・序文・1章をなんとか翻訳したので、次章以降も翻訳を進め、以前購入していた日本語版のBPHS本と合わせながら読み進めたいと思います。
良書を紹介していただき、ありがとうございました。
先日、ホロスコープの話がありましたので、下記に添付いたします。
10日ほどでリンクを終了しますので、ご興味があれば研究の肥やしにどうぞご活用ください。
https://drive.google.com/file/d/1kk8pl_7AlYoB7TVFDhlnIUQOlvAooUNm/view?usp=drive_link
いつもありがとうございます。(^^)
逆子については心情的なものよりもはっきりとした数字を出しやすい材料だと思うので統計を取れたら嬉しいですよね。
ただ、ラグナは2時間ほどで変わってしまうので、
事前に推定するのは難しいかもしれませんね。(^^)
>私もオススメされていたブリハットパラシャラホーラシャストラの本を購入しました。
キンドル版では旧翻訳本が発売されています。
英文だけでなく、筆者の「NOTE」解説の存在は私には内容理解の助けになるものです。
本日は目次・序文・1章をなんとか翻訳したので、次章以降も翻訳を進め、以前購入していた日本語版のBPHS本と合わせながら読み進めたいと思います。
素晴らしいと思います。
kindleで出ている日本語翻訳版は、
日本語とは言え読み辛いと感じるので、
ご自身で英語版を翻訳されて注を読む方が早いかもしれません。
私もNOTEを翻訳しながら日々学んでおります。
同好の士の存在は嬉しいものです。(^^)
お一人でもそのような方が現れただけでも
このブログを始めた甲斐があったものです。
ありがとうございます。(^^)
クンダリー拝見させていただきたいと存じます。
重ねて御礼申し上げます。(^人^)