b-7-9.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter6特別なアセンダント10-12

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10-12 アセンダントの室とその他の室の15度は、明るい部分、効果がより明らかになる部分と言われています。したがって、室開始位置の手前15度は「プラヴァルティ」(または始まり)、15度先が「プールティ」(または終わり)です。 惑星の効果の始まりは、室の最初から始まり、惑星の角度が室と等しい場合、効果は完全であり、室の終わりでは効果もまたゼロに減少します。 したがって、効果は室と尖端(室の終わりの点)の間で比例して理解されるべきです。

用語

  • アセンダント:インド占星術におけるラグナ。誕生時の東の地平線方向の延長上にある天空の点
  • プラヴァルティ:始まり
  • プールティ:終わり

※用語の意味については間違っている可能性があります。今後も情報集めをして、判明し次第訂正していきます。

 

解説

元の英文において、プラヴァルティに当る範囲が室の前半15度なのか、はたまた始まりである0度の手前15度(つまり前室の後半15度)なのか、判別し辛いことから参考程度にしていただきますようお願いします。前者の場合なら室の前半15度がプラヴァルティ、後半15度がプールティ、真ん中15度が明るい部分となり、とても分かり易いのですが、インド式占星術の場合、時に分かり易さからかけ離れていることがあります。今後、更なる研究対象とさせていただきますのでご容赦願います。

「惑星の角度が室と等しい場合」とは、惑星の角度が室の始まりと等しい場合と言いたいのだと思われます。この詩句では、室の0度(星座と室が完全に重なるインド式占星術においては星座の0度でもある)で惑星の表意は最も現れやすく、室の最後ではゼロになると読めます。これが正しいものだとすると、星座の前半で高揚する(最高星位にある)太陽、月、水星、木星は効能が充分に発揮され、星座の後半で高揚する火星、金星、土星においては、せっかくの高揚効果がいま一つ反映されないということになってしまいます。また、同占星術においては、室(または星座)の境目をサンディと呼び、その近辺にある星は効果を発揮し辛いとの説もあります。ugの場合、水瓶座0度17分に位置する水星がそれに当たります。ugは幼い頃から文字の書き間違いが非常に多く、学校のテストで100点が0点になることもままありました。伝達能力を表意する水星がサンディにあるということで理解しておりました。今回の詩句の内容は、29度域にある星の場合(効能:ゼロ)は矛盾なく説明できますが、0度域にある場合(効能:満ちている)は矛盾が生じます。今後、文献の調査、及び実際研究が待たれるところです。

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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次回は

b-8-1.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter6特別なアセンダント13-16

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

 

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