d-8-6.賢者パラシャラの占星術 Chapter32 ウパ・パダ13-15

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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!

KNラオ著  清水俊介訳

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

 

※ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラはブログ記事のタイトルとして長すぎるので、賢者パラシャラの占星術と表示させていただくことにしました。

 

13-15:第2室またはウパ・パダが示す妻について。妻を恒常的に象徴する星が自らの支配する星座にあったとしても、誕生者が人生の後半において妻を失うことに疑いの余地がありません。ウパ・パダの支配星やウパ・ルーダ、あるいは妻を象徴する星が高揚の星座にあれば、その人物は高貴な家柄の妻を迎え、逆に減衰の星座にあればその逆、すなわち名誉あるとは言えない家柄の妻を迎えることになります。これに疑いの余地はありません。また、僧侶よ、もしウパ・パダかウパ・パダから数えて第2室に吉星が在住していれば、その人物の妻は美しさと徳を兼ね備えた女性となるでしょう。

 

用語

  • ウパ・パダ(ウパ・ルーダ、ガウナ・パダ):「ウパ」は「近く」「隣接」「従属」、あるいは「二次的・補助的」といった意味を持つために「ウパ・パダ」とは二次的なパダと捉えられます
  • パダ(アルーダ):サンスクリット語で「乗った」「座った」を意味しており各室が物質世界にもたらす反映や投影を指す(第1室のパダは他者から見た誕生者の社会的イメージ・評判・現実に現れる物質的な幻影マーヤを表します)
  • 高揚:星が最高星位にある状態を高揚しているという
  • 減衰:星が最低星位にある状態を減衰しているという

 

解説

冒頭の「妻を恒常的に象徴する星が自らの支配する星座にあったとしても、誕生者が人生の後半において妻を失うことに疑いの余地がありません」について、これは良くないことのように書かれているように読めてしまいますが、実際は、長く結婚生活を続けられるという良い表意なのではないかと考えています。

さて、妻を恒常的に象徴する星とは何なのか?第一に金星ですね。それから第7室の支配星も挙げられるでしょう。誕生時の七つの星の中で最も度数の低い星をダラ・カラカと呼び、妻の表意であるとされていますが、この詩句の場合にも当てはまるのかどうかは不明です。

高揚・減衰については、当ブログの「星の居心地」をお読みください。

参考までにugの主要パダ配置図を掲載しておきます。

 

次回は

d-8-6.賢者パラシャラの占星術 Chapter32 ウパ・パダ16-

となります。

 

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※当ブログでのパラシャラホーラシャストラは、サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、お読みいただければ幸いです。

尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

ではこのブログ記事は必要ないのではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。残念ながら必要です。それは下記書物をお読みいただければご理解いただけるでしょう。

 

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