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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
67 第6室の支配星が第7室にある場合、その誕生者は結婚による幸福を欠き、有名で、高潔で、名誉があり、冒険心があり、裕福になるでしょう。
68 第6室の支配星が第8室に降りる場合、誕生者は病弱で、学者や賢者に対して敵意を持ち、他人の富に嫉妬し、他人の妻に興味を持ち、不純になるでしょう。
69 第6室の支配星が第9室にある場合、誕生者は木材や石を取引し、商取引の変動に直面するでしょう。
70 第6室の支配星が第10室を占めたならば、その誕生者は家族の中で名声を博し、献身的な息子ではなく、才能のある話者であり、外国で幸せになるでしょう。
71 第6室の支配星が第11室を占めた場合、誕生者は彼の敵から利益を得て、高潔で、冒険的で、尊敬の対象となるが、子孫の幸福を失うことになるでしょう。
72 第6室の支配星が第12室にある場合、お金は悪徳に費やされ、誕生者は学者に対して敵対的であり、動物に暴力を振るいます。
用語
- 支配星:星座の主となる星の事であり、牡羊座は火星に、牡牛座は金星に、双子座は水星に、蟹座は月に、獅子座は太陽に、乙女座は水星に、天秤座は金星に、蠍座は火星に、射手座は木星に、山羊座と水瓶座は土星に、魚座は木星に支配されている
解説
悪いと言われる室の支配星が同じく悪いとされる室に配置されることは良い事というようなコンビネーションもあるのかと思えば、詩句72のようなものもあるのですよね。とかくインド式占星術は難しい。画一的に捉えないように注意するしかないですね。
参考
支配星について
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
d-1-8.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果73-78
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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d-1-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果67-72
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