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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
115 第10室の支配星が第7室を占めている場合、誕生者は妻を通じて幸福を獲得し、知的で、高潔で、雄弁で、誠実で、宗教に熱心になるでしょう。
116 第10室の支配星が第8室に置かれている場合、誕生者は善行に欠け、長生きし、他人を非難することに熱心になります。
117 第10室の支配星が第9室を占める場合、誕生者は王族に生まれて王となるが、一般人であれば王と同等となる。この組み合わせは彼に富と子孫の幸福をもたらします。
118 第10室の支配星が第10室にある場合、誕生者はあらゆる仕事に熟練し、勇敢で、誠実で、教師や年長者に献身的になるでしょう。
119 第10室の支配星が第11室にある場合、誕生者は富と息子に恵まれます。 彼は幸福を享受し、誠実であり、常に喜びを感じ、徳が高くなります。
120 第10室の支配星が第12室にある場合、誕生者は宮廷で過ごすことになります。敵からの恐怖もあり、彼は熟練者であったとしても心配症でしょう。
用語
- 支配星:星座の主の事、牡羊座は火星に、牡牛座は金星に、双子座は水星に、蟹座は月に、獅子座は太陽に、乙女座は水星に、天秤座は金星に、蠍座は火星に、射手座は木星に、山羊座と水瓶座は土星に、魚座は木星に支配されている
解説
基本的に第6室、第8室、第12室に星が入った場合、その星が支配する室の意味合いは悪く出ることが多いでしょう。更にその室を占める星座がその星にとって敵対星座や減衰星座になるならば、その室の持つ意味は人生において悪い形で出やすくなります。ただし、入った星座がその星にとって高揚の星座だったり、ムーラトリコーナや友好星座だったりすると、緩和される傾向があります。
参考
支配星について
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
d-2-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果121-126
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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d-2-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter26室の支配星の効果115-120
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