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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
- 吉星が衰弱の星座にあり、どの惑星にもドリシュティされておらず、月がラグナにある場合、出産は途中で起こったと伝えられます。
用語
- 衰弱の星座:減衰星座、その惑星の象意することが上手く機能しなくなる星座のこと
- ドリシュティ:見る、注視する(学校の先生が生徒を見るように星座や星も約束事に基づいて星座と星も見ています)
- ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点
解説
つまりのこと、流産となる星周りということになります。逆に言えば、自分自身のジャンマクンダリー(出生図)の中にこの配置があったら、何かのキャンセルが働いていることになります。家族の出産予定までの間にこのような星周りがある場合は、流産しないように要注意した方が良いでしょう。何事もそうですが、他の要素によってキャンセルになることがあります。ですので、慌てずに状況を見据えることがインド式占星術では重要となります。ここでいうところの吉星とは、満ちていく時の月、他の吉星と同じ星座に位置する水星、木星、そして金星のことを表します。
参照
衰弱(減衰)星座について
ドリシュティについて
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
c-3-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter10誕生時の環境6-7
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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c-3-2.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラ Chapter10 誕生時の環境5
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