b-8-5.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter7星座の16分割5-6

インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。

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5-6 惑星が所有するラーシは、クシェトラまたは室と呼ばれます。 奇数星座(牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座)の前半(0度から15度)は太陽のホーラであり、後半(16度から30度)は月です。 偶数星座(牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座)の場合です。そこでは、星座前半0度から15度は月が支配し、後半16度から30度が太陽によって支配されます。 月のホーラはピトラガナであり、太陽のホーラはデーヴァです。星座を半分にしたものはホーラと呼ばれます。牡羊座などの星座毎に2回ずつ数えられて、全部で24ホーラ(12星座×2)となります。

用語

  • ラーシ:星座
  • クシェトラ:室
  • ホーラ:領域、または、2分割
  • ピトラガナ:先祖、祖霊
  • デーヴァ:神と女神
  • ヴァルガ:分割

解説

12星座を各2分割して、それぞれの領域にある星を再構成したものをホーラ・ヴァルガと呼びます。この詩句にあるように、太陽と月の支配領域に分けられます。太陽領域は神々の領域、月領域は祖先・祖霊の領域、つまり人の領域となるわけです。この詩句では星座内を0度から15度、16度から30度の二つに分けるとしていますが、実際は0度から15度の直前まで(ソフトウェア表示では14度59分59秒)、15度から星座の境目直前まで(ソフトウェア表示では29度59分59秒)の二つに分けることになります。

それではugのクンダリー(出生図)で2分割の方法を学びましょう。憶えるためにもご自身のクンダリーでも試してくださいね。

図の中でLagとあるのはラグナ(西洋占星術におけるアセンダント)のことです。その他、それぞれの星座における太陽の領域には黄色いまん丸マーク、月の領域には三日月型薄青マークを付けています。

ugクンダリーでは第1室蟹座(偶数星座)なので、星座の前半が月領域、後半が太陽領域となります。蟹座の前半には木星、後半にはラグナがあるので、太陽領域にラグナ、月領域に木星ということになります。

次に星があるのは第4室天秤座です。天秤座は奇数星座なので前半が太陽領域、後半が月領域です。前半に火星、後半に月とケートゥがあるので太陽領域に火星、月領域に月とケートゥです。

次は第7室山羊座(偶数星座)です。太陽が後半にあるので太陽領域に太陽です。

次は第8室水瓶座(奇数星座)です。前半に水星と金星があるので太陽領域に水星、金星となります。

次は第9室魚座(偶数星座)です。前半に土星があるので月領域に土星です。

最後に第10室牡羊座(奇数星座)です。後半にラーフがあるので月領域にラーフです。

以上をまとめると

太陽領域=ラグナ、太陽、火星、水星、金星

月領域=月、木星、土星、ラーフ、ケートゥ

と、なります。

一般的なインド占星術ソフトではこのような表示となります。北式南式それぞれ、蟹座(月支配)獅子座(太陽支配)に星を表示することでホーラ(2分割)での星の配置を表しています。※Asとはアセンダント(インド式占星術におけるラグナのこと)の略です。

ホーラからは富と家族について読むことができると伝えられています。

参考

a-7-9.分割図

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分割図による鑑定方法については、この書籍がお勧めです。3、4、7、9、10、12、16、20、24各分割図について詳しく事例をあげています。


ザ・分割図 マークボニーのインド占星術ケースメソッド

※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)

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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes

 

次回は

b-8-6.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter7星座の16分割7-8

となります。

※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。

※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。

 

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