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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
※このChapterを読む必要はありません。何故なら、現代ではインド占星術のコンピュータプログラムによってご自身の出生クンダリー(星座と星の配置図)を作成することが誰でも簡単にできるからです。ここで書かれているような面倒な計算を憶えるよりも、星や星座の表意を憶えることに時間と熱意を使われることをお勧め致します。
12-13 ランコダヤからスウォダヤを見つけるには:最初に通常の順序で、次に逆の順序で278、299、および323パラを配置します。 チャルカンダも最初に通常の順序で配置され、次に逆の順序で配置されます。 これらが予め測定された3つの場所から差し引かれ、次に2番目の3つの場所に追加されます。 このようにして通常の順序のものが牡羊座を頭とする6つの星座のスウォダヤマーナ(スウォダヤ値)となり、逆の順序のものが天秤座を頭とする6星座の値になります。
用語
- ランコダヤ:星座がラグナを通過する際に生ずる地軸の傾きと緯度の違いに起因する誤差
- スウォダヤ:星座がラグナを通過するのにかかる時間
- パラ:24秒
- チャルカンダ:春分の日正午の影の長さから導き出されるラグナの差を示す値
- マーナ:値(時間に関わる)
- ラグナ:東の地平線方向延長線上の天空の点
※用語については間違っている可能性があります。今後も情報集めをして判明し次第訂正していきます。
解説
星座の幅は30度で固定されていますが、地軸のずれと緯度の違いに拠ってラグナを通過するのにかかる時間は星座毎に違います。この詩句ではその違いの計算方法について述べられています。3つの場所とは10-11でパルバを測定した地のことです。
このChapterについては用語の資料がヨーロッパ言語ではとても少なく(日本語は皆無)、ここでの訳と用語についてはあくまで私個人の推定でしかありません。間違いに気付かれた方はぜひご連絡下さい。宜しくお願い致します。
参照記事
当Chapterの最初に行く
b-6-7.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために1
ラグナ
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはノートとしてわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるため以後のChapterでノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
b-7-3.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために14-18
となりますが、読む必要はありません。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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b-7-2.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter5惑星の位置を探し当てるために12-13
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