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インド占星術を学びたいならば一番最初に読むべき基本の基!
この本の内容が理解できなければ、そもそもこの世界に足を踏み入れないほうが良いでしょう!
KNラオ著 清水俊介訳
インド式占星術の教則本はAMAZONで容易に手に入ります。多くの本に触れてインド式占星術の世界を感覚的につかめるようになることが、習得する上での近道となるでしょう。皆さまが多くの良書に出会えるようお祈りいたします。
35-39 第7室の支配星が減衰星座にあり金星が第6室または第8室にある場合、この組み合わせは18年目または33年目に妻の破滅を引き起こします。 もし第7室の支配星が第8室に、第12室の支配星が第7室にある場合、誕生者の19年目は妻の破滅の年と予測されます。 ラーフが第2室、火星が第7室にある場合、誕生者の妻は結婚当日または結婚から3日目に蛇に噛まれて死亡します。金星が第8室に落ち、第8室の支配星が土星の星座(山羊座または水瓶座)にある場合、妻の死の兆しは誕生者の12年目または19年目に作られ、ラグナの支配星が彼の減衰星座にあり第2室の支配星が第8室にある場合、妻の死は13年目に起こります。
40-41 月が金星から7番目、水星が月から7番目、第8室の支配星が第5室に配置されている場合、誕生者は10年目に最初の、22年目に2回目、33年目に3回目の結婚をします(この組み合わせにより、誕生者に3つの結婚が与えられます)。この点については、これ以上の考慮は必要ありません。
42 第6室に火星、第7室にラーフ、第8室に土星がある場合、その人の妻は長生きしません。
用語
- 減衰星座:最低星位にある星を減衰しているという、太陽:天秤座0-10度、月:蠍座0-3度、火星:蟹座0-28度、水星:魚座0-15度、木星:山羊座0-5度、金星:乙女座0-27度、土星:牡羊座0-20度(各星が減衰する範囲)
- 支配星:太陽-獅子座・月-蟹座・火星-牡羊座と蠍座・水星-双子座と乙女座・木星-射手座と魚座・金星-牡牛座と天秤座・土星-山羊座と水瓶座を支配している
- ラーフ:黄道(地球から見た太陽の軌道)と白道(地球から見た月の軌道)の交点、昇交点、日蝕と月蝕を起こす点
- ラグナ:人の誕生時に東の地平線方向に現れる天空の1点 ※この詩句においてはラグナが入っている第1室のこと
解説
ここでいうところの何年目というのが誕生後なのか、あるいは結婚後なのか、判別できません。これまでの例からすると誕生後とは思えますが、それにしては早い気もします。同様の組み合わせで年齢が判明する例などございましたらお教えいただければ幸いです。
参考
各室の意味については下記記事にて説明しております。ここでの詩句と文言が違う場合がありますが、これは日本人にとって意味を捉えやすいように意訳している部分があるからです。室が意味する物事は限定的ではありません。幅広く捉えるための参考になるでしょう。
上
中
下
減衰星座について
※翻訳元であるペーパーバックのこのChapterにはわかりやすい解説がついています。気になる方は下記の原著を当たられると良いでしょう。(著作権問題があるためノート部分の翻訳を掲載することはありません)
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Brihat Parasara Hora Sastra: A Compendium in Vedic Astrology: 2 Volumes
次回は
c-8-1.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter21第8室の効果1-7
となります。
※筆者は日本国内および世界における全ての宗教団体とは一切関係ありません。
※サンスクリット語で書かれた原典から英語、英語から日本語への翻訳となっているため、齟齬の可能性をご理解の上、インド式占星術学習の参考にしていただければ幸いです。尚、サンスクリット語から日本語に直接翻訳された書物が下記の電子出版物となります。
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c-7-9.ブリハット パラシャラ ホーラ シャストラChapter20第7室の効果35-42
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